サッカー日本代表の森保一監督は今月31日、9月に行われるドイツ代表とトルコ代表の国際親善試合にむけて、代表メンバーを発表。リーグアン(フランス1部)ASモナコで完全復活を遂げたMF南野拓実の落選が話題を呼んでいる。
日本代表は2026年の北中米ワールドカップにむけた代表チーム強化の一環として、今年9月に欧州遠征を実施。カタールW杯で激突したドイツ代表と日本時間10日未明に再び相対するほか、12日夜にはトルコ代表と対戦する。この2試合のメンバーには、MF鎌田大地(ラツィオ)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)をはじめカタールW杯出場選手が多く名を連ねる。
それだけに南野の落選はX(旧ツイッター)上で話題に。「南野落選は悲しい」「ずっと不調だったタキを呼び続けたのに、今絶好調なのに呼ばないのなぜ?」などといった声が上がっている。
また森保監督は、メンバーの選考基準について「判断基準としてひとつではない」と断った上で「良いプレーをしていること」と明言している。
南野は2022/23シーズン、フィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれなかったが、アドルフ・ヒュッター監督就任により立場が一変。オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代の恩師のもと、2023/24シーズン開幕前の練習試合からシャドウ(前線1トップの背後)のポジションで起用されると、リーグアン開幕から3試合スタメン出場で3ゴール2アシストと好スタートを切っている。
それだけにネット上では「森保監督の説明内容と南野の落選が矛盾している」といった指摘も飛び交っている。ドイツ代表との再戦を前に、森保監督のメンバー選考を巡って議論が白熱している。
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