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J1神戸、マタ獲得報道の裏で…元鹿島レオ・シルバの去就巡り情報錯綜

レオ・シルバ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸はMFアンドレス・イニエスタら複数の外国籍選手が退団。元スペイン代表MFファン・マタ獲得の可能性が報じられる中、かつて鹿島アントラーズや名古屋グランパスでプレーしていたブラジル人MFレオ・シルバの去就にも注目が集まっている。

 かつてマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどでプレーしていたマタは、2022/23シーズンをもってトルコ1部ガラタサライを契約満了により退団。神戸移籍の可能性は日本国内メディアのみならず、スペイン紙『マルカ』をはじめ海外メディアも報じている。

 一方、レオ・シルバは昨季終了後に名古屋を退団すると、今年1月からブラジルのモト・クラブ・ジ・サン・ルイスでプレー。今季限りでの現役引退を表明していたが、同クラブがブラジル4部参入をかけたカップ戦への出場権を手に入れると、今年4月にブラジルメディア『グローボ』のインタビューで現役引退を撤回している。

 ただ鹿島公式SNSは16日、レオ・シルバがクラブハウスを訪問する時の様子をアップするとともに、「レオさんが、クラブハウスに来てくれました!現役を引退し、現在は代理人(仲介人)業をしているとのことです。現役生活、お疲れ様でした!」と投稿。しかし日本の一部メディアは28日に神戸加入の可能性を報じていた。

 マタの神戸移籍報道が飛び交う中、レオ・シルバの去就については「マタとともに加入」「神戸加入は見送り」とメディアの間でも見解が分かれている。それだけにX(旧ツイッター)上では「どっちなんだ?」「レオ・シルバも気になる」などの声が上がっている。

 これまでも多くのビッグネーム獲得で注目を集めてきた神戸。J1初制覇を狙う中、追加登録期限最終日の9月8日までに新戦力を獲得することはあるのだろうか。