日本代表・海外組 海外日本人選手

旗手怜央ベンチに「物議醸す采配」セルティックOBがロジャーズ監督批判

旗手怜央 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、監督交代による序列低下が心配されている。そんな中、旗手をスタメンから外したブレンダン・ロジャーズ監督の起用法が批判の対象となっている。

 旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍。しかし今季はリーグ開幕から2試合つづけてベンチスタートとなると、今月13日の第2節アバディーン戦でふくらはぎを負傷。最大4週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 一方、今季開幕戦で旗手にかわってスタメン出場のMFデイビッド・ターンブルは2ゴールとアピール。ロジャーズ監督は試合後、ターンブルのパフォーマンスを高く評価するとともに「昨季のことは全く関係ない」と旗手に対して厳しいコメントを残していた。

 しかしセルティックOBのクリス・サットン氏は、旗手をレギュラーと見なさないロジャーズ監督の評価に疑問を抱いている模様。ポッドキャスト番組『レコード・セルティック』出演時に以下のようなコメントを残している。

 「旗手とターンブルの起用法に関するロジャーズ監督の采配は、本当に物議を醸している。ダイナミズムを疑問視されるかもしれないが、旗手は確実にダイナミズムをチームにもたらす存在だ」

 またサットン氏は、ターンブルの適正ポジションがサイドであると指摘。中盤でフィットしないとの見方を示すとともに、ターンブルの中盤起用が旗手を犠牲にしたと主張している。