サッカー日本代表の森保一監督は今月31日、9月に行われるドイツ代表とトルコ代表の国際親善試合にむけて、代表メンバーを発表。MF久保建英(レアル・ソシエダ)など欧州組が大半を占める中、DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)をはじめJリーグ勢(国内組)が少ないことについて言及している。
日本代表は2026年の北中米ワールドカップにむけた代表チーム強化の一環として、今年9月に欧州遠征を実施。カタールW杯で激突したドイツ代表と日本時間10日未明に再び相対するほか、12日夜にはトルコ代表と対戦する。
この欧州遠征では、MF鎌田大地(ラツィオ)やDF冨安健洋(アーセナル)など欧州でプレーするカタールW杯出場選手が次々とメンバー入り。一方、国内組では毎熊の初招集が話題を呼んでいるとはいえ、毎熊、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、DF森下龍矢(名古屋グランパス)、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)の4名にとどまっている。
それだけに、X(旧ツイッター)上では「Jリーグ組少ない」「こんな少ないの初めて見た気がする」「J1得点ランキング首位の大迫勇也呼ばないのか…」「国内組は10月の新潟、神戸で試すのかな」などの声が噴出。国内組の少なさについて、森保監督は以下のようなコメントを残している。
「現在Jリーグクラブに所属している選手は少ないですけど、日本代表の選手全員がJリーグから世界に羽ばたいているということは、皆さんと共有したいなと思います」
W杯出場の経験を持ち、ヴィッセル神戸で好調をキープしているFW大迫勇也を再び選外とした森保監督。日本代表でコンスタントにプレーするためには欧州移籍が必至という見方を示す中、大迫勇也の落選をはじめ国内組の人選が議論の対象となっている。
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