Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸サンペールが欧州復帰熱望「スタイルが随分変わって…」今夏退団示唆も

セルジ・サンペール 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属MFセルジ・サンペールは6日に古巣バルセロナとの親善試合を控える中、自身の去就に言及。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの退団発表が話題を呼ぶ中、欧州で再びプレーする意向を明かした。

 同選手は2016年夏のバルセロナのトップチームに昇格したものの、グラナダCFやUDラス・パルマスへのレンタル移籍すると、2019年3月にバルセロナとの契約を解除して神戸へ加入。来日1年目の2019シーズンからJ1リーグで24試合に出場するなど、2021シーズンまで主力選手として活躍。しかし昨年3月に右ひざ前十字靭帯を損傷。1年以上の離脱期間をへて、今年4月5日のYBCルヴァンカップ・グループステージのサンフレッチェ広島戦で復帰している。

 そんなサンペールは今月、スペインメディア『Relevo』のインタビューに対応。神戸との契約期間が来年1月までであることに話題が及ぶと「去年ずっと『ヨーロッパに戻りたい』と言っていたけど、結局膝の怪我によって実現しなかったんだ」

 「(欧州復帰への)思いはまだある。フットボールのスタイルがずいぶん変わったと思うし、今は(欧州で)Jリーグをリスペクトする人が多い。前とは違うんだ。チャンスがあれば、是非戻りたいね」と、欧州復帰に前向きな姿勢を見せる。

 そしてインタビュアーから「来年の夏に、ヨーロッパであなたに会えるかな?」と聞かれると、「そうだね。今年の夏になるかもしれないね。どうなるか分からないけど、ヨーロッパに戻りたいよ」と語った。

 イニエスタやダビド・ビジャなどの獲得により“バルサ化”を目指していた神戸。イニエスタにつづきサンペールにも退団の可能性が浮上している。