Jリーグ 浦和レッズ

浦和リンセン退団報道も。オリンピアコス所属FWに関心「来季構想外で…」

ジメール・バイティキ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ浦和レッズ所属の外国人選手では、オランダ人FWブライアン・リンセンにオランダ1部ユトレヒト移籍の可能性が浮上している。そんな中、浦和が再び欧州方面から外国人選手の獲得に動くと現地で報じられている。

 ギリシャメディア『kerkida』は今月はじめ、ギリシャのラジオ局『SPORT FM 94.6』の報道内容を引用して「浦和のターゲットに、ギリシャ1部オリンピアコス退団が濃厚なジメール・バイティキがいる」とリポート。コソボ代表FWジメール・バイティキがオリンピアコスの来季構想から外れていることを伝えた上で「彼の将来について進展がある可能性は低くない」と見通しを示している。

 身長176cmで右利きのバイティキは、左ウイングを本職とするアタッカー。ノルウェー国内の複数クラブやオーストリア1部レッドブル・ザルツブルク、トルコ1部コンヤスポルをへて、今年1月にコンヤスポルからオリンピアコスへ完全移籍。コンヤスポル在籍時の2022/23シーズン前半戦はトルコ1部リーグでほぼ全試合スタメン出場だったが、移籍後はギリシャ1部リーグやプレーオフでわずか2試合の出場にとどまっている。

 また同選手はノルウェーの年代別代表でプレーしていたものの、A代表ではコソボを選択。2020年1月のデビュー以降、FIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選をはじめ16試合でプレーしている。

 なおリンセンについては、オランダメディア『Voetbal』が先月末に母国復帰の可能性を報道。「リンセンは浦和と2025年1月までの契約を残している。しかし彼はまだ本領を発揮しておらず、大半の試合でベンチスタートだ」と綴っているほか、妻がオランダ国内の滞在していることをあわせて伝えている。今季J1制覇にむけて、浦和が外国人選手の入れ替えに動くか注目が集まる。