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ボーフム浅野拓磨にナポリ移籍浮上「移籍金14億円」日本人選手3名獲得候補

浅野拓磨 写真:Getty Images

 セリエA(イタリア1部)王者ナポリの会長は、日本人選手の獲得を目指すことを公言。ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属DF板倉滉やレアル・ソシエダ所属MF久保建英への関心が報じられる中、現地メディアがVfLボーフム所属FW浅野拓磨も獲得候補に挙げている。

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は先月下旬、イタリアメディア『Rai』の番組内で「我々はまさに日本人選手の獲得へ動いているところだ。日本人の友人から、日本でスカウトをするための契約書の草稿を送ると連絡があった」と、日本人選手獲得の可能性に言及。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ナポリが獲得を狙う日本人選手に板倉、久保、VfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝の3選手を列挙。『コリエレ・デッロ・パッローネ』は、久保、板倉、堂安、スポルティングCP所属MF守田英正、ブライトン所属MF三笘薫を挙げていた。

 そんな中、ナポリの専門サイト『カルチョナポリ』も先月末にナポリ移籍の可能性がある日本人選手として、久保と板倉にくわえて浅野を紹介。浅野について「彼は今季25試合に出場して2ゴール3アシストだった。移籍金として1000万ユーロ(約14億円)が必要だろう」と綴っている。

 浅野は2021年5月にセルビア1部パルチザンを退団。翌月にボーフムと2024年6月までの3年契約を締結すると、加入1年目から攻撃陣の主力選手として活躍。昨年9月から約2か月間の負傷離脱を強いられたものの、今季もコンスタントにプレー。先月27日の最終節バイエル・レバークーゼン戦では1ゴール1アシストをマークし、チームのブンデスリーガ残留に大きく貢献している。