Jリーグ ヴィッセル神戸

バルセロナ練習見学が中止「ラ・リーガ優先」神戸の天皇杯日程変更に批判も

バルセロナの選手たち 写真:Getty Images

 ラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナは今月6日夜、国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタもこの特別な一戦を待ち望んでいるが、バルセロナの練習見学中止にサポーターが戸惑っているほか、試合開催の意義を問う声も沸き起こっている。

 バルセロナは現地時間4日夜(日本時間5日未明)のラ・リーガ最終節でセルタ・デ・ビーゴと対戦。チーム一行はセルタ戦後すぐに日本行きの飛行機に乗り込む予定だ。このバルセロナと神戸の一戦を前に、日本で唯一のバルセロナ公認サポーターズグループの会員に届いたメール内容がツイッター上で拡散している。

 これによると、バルセロナのチャーター便スケジュールがセルタ戦後の深夜となり、ウクライナ上空航路規制もあり、来日が日本時間5日夜になる見込みであるとのこと。バルセロナは関係各所にセルタ戦のキックオフ時刻変更を要請したが、セルタが2部降格対象チームであることを理由に認められなかったという。

 そのため5日に予定されていた日本国内でのバルセロナ練習見学は中止に。ネット上では「お金返してほしい」「これは揉めるなあ」「酷すぎる」といった声が上がっているほか、セルタ戦から神戸戦まで39時間程度しかないこともあり、「選手のコンディション大丈夫?」「元々の日程が過密すぎる」というコメントも見られる。

 一方、神戸は当初6月7日に天皇杯2回戦が組まれており、AC長野パルセイロと対戦する予定だった。しかし日本サッカー協会(JFA)は先月に「ヴィッセル神戸からの申し出を受け天皇杯実施委員会での協議を経て6月14日(水)19:00に変更することを承認決定いたしました」とリリース。この日程変更には「公式戦より親善試合を優先か」という批判が集中している。

 それだけにラ・リーガがセルタ戦の日程変更を認めなかったことについて、一部のサッカーファンは「ラ・リーガ優先は当たり前」「神戸の天皇杯変更とは違うなあ」「日本にいるサッカーファンが天皇杯優先と言っているように、スペインのサッカーファンからしたらラ・リーガ優先だろうな」「国内リーグとの調整きっちりつけることもせずに見切り発車でバルセロナ側が興行打ってしまってるのがかなり問題では…」と指摘。

 「日本の試合日程をずらしてまで6/6に組む必要はあったのだろうか」「選手もファンも振り回されてるだけ」という声も上がっている。