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元柏オルンガ、セルティック宿敵へフリー移籍か「古橋亨梧の成功により…」

マイケル・オルンガ 写真:Getty Images

 かつて柏レイソルで活躍していたケニア代表FWマイケル・オルンガは、現在カタール1部アル・ドゥハイルに所属。今年6月でフリーとなりステップアップ移籍の可能性が噂される中、日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央ら擁するセルティックのライバルクラブであるレンジャーズが新天地候補に挙がっている。

 英メディア『フットボール・ファンキャスト』は今月、レンジャーズの補強計画を展望。これによると、攻撃陣ではMFケマル・ルーフェが来季構想から外れており、後釜としてオルンガをリストアップしているとのこと。週給750万ポンド(約130万円)で獲得できる可能性があるという。

 また同メディアはオルンガの得点能力について「彼はカタールで80試合に出場し79ゴール7アシストという素晴らしい得点記録を残している。これは柏レイソルで78試合に出場し、J1リーグ32試合で28ゴールを含む61ゴールと15アシストを記録した後の出来事である」

 「このケニア人フォワードがスコットランド・プレミアシップで同様のレベルに達するという保証はないが、古橋はセルティックに移籍する前のJ1リーグで51試合で27得点を記録し、スコットランドでは46試合で31ゴールを記録している」

 「これはJリーグで優れた成績を収めた選手が、そのパフォーマンスをスコットランドでも応用できる可能性を示唆している。つまりケニア代表選手がチームにとってセンセーショナルな新戦力となる可能性があることを意味している」と評価している。

 オルンガは柏在籍時にJ1リーグ得点王とMVPに輝くと、2020年12月に柏からアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目から持ち前の決定力を発揮し、国内カップ戦優勝に貢献。2022/23シーズンも国内リーグ戦で22ゴールと2シーズンつづけて得点王のタイトルを獲得。チームをリーグ優勝やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト4入りへ導いた。