Jリーグ ベガルタ仙台

仙台サポーター団体がクラスター発生認める。東京V戦で応援人手不足に

ベガルタ仙台のゴール裏 写真:Getty Images

 ベガルタ仙台は今月4日の明治安田生命J2リーグ第19節で東京ヴェルディと対戦する。ただ前節のジェフユナイテッド市原・千葉戦でクラスターが発生した模様。サポーター団体『HEAVEN SENDAI』が東京V戦での対応について声明を発表した。

 『HEAVEN SENDAI』の発表によると、先月28日に行われた千葉戦以降、サポーターエリア中心部周辺での発熱、コロナ陽性者が30名以上いるとのこと。一か所ではなく複数エリアでクラスターが同時多発的に発生している可能性が高いという。

 これを受けて同団体は、発熱者やコロナ陽性者に対して「ヴェルディ戦は見合わせてください」と呼びかけ。「感染の連鎖を今週で断ち切りたいと思います」としている。

 その一方で発熱者やコロナ陽性者が相次いで確認されている現状をうけて、味の素スタジアム開催の東京V戦でのマンパワーが不足しているとのこと。「通常時の応援中心部を形成することが普段より難しくなっています。そのため試合へ行く全仙台サポーターがより一層一体感を持って応援を作る必要があると考えます。試合へ行ける人は、いつもの2倍声を出し、チームと戦ってください」と、サポーターにより一層の後押しを求めた。

 なおJリーグ公式戦では、日本政府が今月に新型コロナの位置づけを2類から5類に変更したこともあり、マスク着用なしでの声出し応援が全面的に認められている。