Jリーグ 浦和レッズ

京都パトリックの浦和戦肘打ち波紋。酒井宏樹とショルツ被害も警告なし

パトリック 写真:Getty Images

 京都サンガは27日開催の明治安田生命J1リーグ第15節で、浦和レッズに0-2と敗北。FWパトリックによる日本代表DF酒井宏樹やDFアレクサンダー・ショルツへの接触プレーが物議を醸している。

 パトリックは後半2分、酒井との競り合いで相手に肘打ち。酒井はしばらくピッチに倒れこんでいたが、プレーを続行している。また後半36分にはショルツとコンタクトの際に、ショルツの顔面に肘が入る。ただ主審はいずれのケースでもパトリックにイエローカードを提示しなかった。

 それだけに浦和サポーターからは「パトリックは何回肘打ちするんだ!」「パトリックに1枚もカード出さないの謎すぎ」「主審は試合コントロールしてほしい」「FC東京レアンドロと同じ」といった声が。パトリックへの批判が相次いでいるほか、主審の判定に対する疑問も沸き起こっている。

 この一戦では浦和に3枚のイエローカードが提示された一方、京都の選手は誰もイエローカードを貰っていない。接触プレーでの判定に対する不満が多く見られるだけに、審判の技量が問われている。

 なおJリーグでは、過去にFC東京所属FWレアンドロが相手選手に対する肘打ち行為を繰り返したことで話題に。2021年9月の名古屋グランパス戦ではDF中谷進之介との競り合いで右肘を顔面にぶつけ、JリーグとFC東京から出場停止処分を科されている。