ラ・リーガ バルセロナ

右SB補強画策のバルセロナ、マンC保有のバイエルンDFに関心?移籍金は約60億円

ジョアン・カンセロ 写真:Getty Images

 バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(28)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 2019年夏にブラジル代表DFダニーロとのトレードでシティに加わったカンセロは、加入2年目から不動のレギュラーとして活躍すると、”カンセロロール”という新たな戦術を確立。今季も序盤戦は出場機会を手にしていたが、徐々に出場機会を失うと今冬にレンタルでバイエルンへ加入した。

 その新天地では公式戦20試合に出場して1ゴール6アシストを記録したカンセロだが、バイエルンは7000万ユーロの買い取りオプションは行使しないとみられている。シティでも居場所を失っていることから去就が不透明となっているなかで、今夏に右サイドバックの補強を画策するバルセロナが状況を注視しているようだ。

 そして、プレミアリーグ3連覇を達成したシティはポルトガル代表FWに関して移籍金4000万ユーロ(約60億3000万円)を要求しているとのこと。財政難を抱えているバルセロナはレンタルでの獲得を望んでいるようだが、どのような結末を迎えるのだろうか。