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清水オ・セフンが満足感語る「Jリーグの環境は…」移籍金1.7億円と報道も

オ・セフン 写真:Getty Images

 清水エスパルス所属のU23韓国代表FWオ・セフン(23)が、Jリーグでの充実ぶりについて語った。11日、韓国メディア『OSEN』が伝えている。

 オ・セフンは今年2月25日にKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代から清水エスパルスへ完全移籍。4月6日のJ1リーグ第7節・浦和レッズ戦でデビューすると、10日の第8節・ガンバ大阪戦では来日初ゴールをマーク。その後はブラジル人FWチアゴ・サンタナ(29)や日本代表FW鈴木唯人(20)がレギュラーを張る中、スーパーサブとしてここまでリーグ戦全試合に出場している。

 また、同選手は先月16日にU23韓国代表のメンバー入りを果たすと、今月3日からAFC U23アジアカップに臨んでいる。

 そんなオ・セフンは『OSEN』のインタビューで清水エスパルスでの現状について聞かれると「清水エスパルスでは多くのことを学んでいる。最高のサッカー環境が整っているよ。それにJリーグは成長するための十分なバックグラウンドを持っている。いいリーグにやって来たね」と環境面で満足していることを明かしている。

 そして「チームとして学ぶことも多いけど、必要な守備戦術やスペースを作るプレーなど、色々なことをフィードバックしてもらっているんだ。それにビデオミーティングを通じて、自分たちの成長につながるヒントをもらっている」と、清水エスパルスの具体的な指導法にも言及した。

 清水エスパルスはリーグ戦での成績不振をうけて、先月30日に平岡宏章監督の解任。今月5日までブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマを率いていたゼ・リカルド氏の招へいを公式発表している。今回の監督交代により、オ・セフンの序列がアップするかもしれない。

 なお、韓国メディアが今年2月報じたところによると、清水エスパルスは「税抜きで移籍金15億ウォン(約1億4000万円)、将来欧州クラブへ放出する場合に売却益の10%を支払うという条項付き」という条件でオ・セフン獲得のオファーを提示。蔚山現代に却下されたが、契約解除金満額の18億ウォン(約1億7300万円)支払いで再度獲得を打診したことにより、同選手の獲得に成功している。