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南野拓実、リバプールの近年補強ワースト5に…「記憶に残らない」と英メディア酷評

南野拓実 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW南野拓実(26)は、リバプールで出場機会を確保できておらず、依然として厳しい立場に置かれている。その中、イギリスメディア『デイリースター』は12日、マイケル・エドワーズSD(スポーツディレクター)による補強ワースト5を発表。南野拓実の名前を含めている。

 南野拓実は先月27日開催のカラバオ・カップ(EFLカップ:イングランドのリーグカップ戦)ラウンド16・プレストン戦で先制ゴールをマーク。そして先月30日には第10節・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦で後半途中から出場。今季初めてプレミアリーグの舞台に立つと、今月3日のアトレティコ・マドリード戦でも途中出場しているが、プレミアリーグではここまで一度も先発メンバーに名を連ねていない。

 ただ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(30)がアトレティコ・マドリード戦で負傷退場。同選手は4週間以上の戦線離脱が見込まれることから、南野拓実の出場機会が今後増える可能性が伝えられている。

 その中、『デイリースター』はエドワーズSD体制下での直近5年間におけるリバプールの補強ワースト5として、南野拓実やイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン(28)、GKロリス・カリウス(28)、ギニア代表MFナビ・ケイタ(26)、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(30)の名前をあげている。

 また、南野拓実については「ミナミノのリバプールでのキャリアは、決して順調とはいえない。彼は2020年1月に多くの期待を背負ってアンフィールドに到着したが、モハメド・サラーやサディオ・マネからレギュラーの座を奪うことは決して容易なことではなかった」

 「ディオゴ・ジョタの加入で序列が下がったミナミノは、昨シーズン後半にサウサンプトンへレンタルで放出されている。デビュー戦での得点を除けば、ほとんど記憶に残らない数カ月を過ごした」と酷評している。

 なお、エドワーズSDは2016年からリバプールの編成面を手がけてきたが、今月10日に今季限りでの退任が公式発表されている。