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日本代表戦直前に…ベトナム代表が韓国人監督と契約延長合意!史上初のW杯最終予選進出

ベトナム国旗 写真提供: Gettyimages

 日本代表は11日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のベトナム戦に臨む。そのベトナム代表を率いるパク・ハンソ監督は、日本戦を前にベトナムサッカー連盟(VFF)と契約延長で合意に達したようだ。10日、韓国メディア『スポールソウル』が報じている。

 パク・ハンソ氏は2002年の日韓W杯でフース・ヒディンク監督のもと韓国代表のアシスタントコーチを務めると、その後はU23韓国代表や慶南FC、全南ドラゴンズ、金泉尚武FC、長原市FCの指揮官を歴任。そして2017年9月にU23チームと兼任する形でベトナム代表の監督に就任すると、2018年開催のU23アジア選手権で準優勝。また、2019年にはAFCアジアカップでベスト8入りを果たしていた。

 そして、同監督率いるベトナム代表は、W杯カタール大会のアジア2次予選・グループGを5勝2分1敗で終えて勝ち点17を獲得。グループ2位ながらも、史上初となるW杯アジア最終予選進出を成し遂げているが、最終予選ではここまで4戦全敗と苦戦を強いられている。

 それでもVFFはパク・ハンソ監督の手腕を高く評価。両者の契約期間は2022年1月までとなっていたが、すでに1年間の契約延長で合意に達したほか、今後はA代表での指揮に集中することも決まったという。

 ベトナム代表史上初となるW杯アジア最終予選進出という快挙を成し遂げたパク・ハンソ監督だが、これまで6度のW杯本大会出場を果たした日本代表を相手に番狂わせを起こすことができるのだろうか。