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C大阪獲得失敗のブラジル人MFに今冬退団の噂が!国内外の複数クラブが興味と現地報道

セレッソ大阪のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪が獲得を狙った元ブラジルU17代表MFアンドレイ(23)は、今冬移籍に向かっているかもしれない。6日、ブラジルメディア『Revista Colorada』が伝えている。

 アンドレイは2015年にブラジルU-17代表の一員としてFIFAワールドカップU-17に出場。また、ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織で頭角を現すと、2016年にトップチームへ昇格。プロ3年目の2018シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で27試合に出場して4ゴールをあげるなどブレイクすると、昨季終了後にはクラブがセリエB(ブラジル2部)に降格したものの残留。今季は中盤センターの主力としてここまでリーグ戦19試合に先発出場している。

 そんなアンドレイとヴァスコ・ダ・ガマの現行契約は今年12月までとなっている。その中、同選手の去就を巡っては、今年6月にセレッソ大阪とトルコ国内クラブがオファーを提示したとブラジルメディア報道。くわえて、ブラジル1部のサントスやレッドブル・ブラガンチーノも関心を寄せるなど、争奪戦の可能性が伝えられていたが、アンドレイ本人が8月上旬に自身のSNSアカウントを通じてヴァスコ・ダ・ガマ残留の意思を明らかにしていた。

 そして、先月末には選手サイドがクラブ首脳陣と契約延長にむけての交渉を行っていると伝えられていた。しかし、『Revista Colorada』の報道によると、セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナルがアンドレイの動向を注視しているとのこと。また、SCインテルナシオナルの他にもブラジル国内外の複数クラブが同選手に関心を寄せており、契約延長交渉が破談に終わった場合には争奪戦が繰り広げられるものとみられる。

 なお、アンドレイはプロデビュー後に一度も他クラブへレンタルにより放出されていない。今夏にセレッソ大阪からのオファーが届いた同選手に対して、果たしてJリーグクラブが再びコンタクトをとることはあるのだろうか。