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久保建英不在で「誰がステップアップするか」日本代表のキーマンを米メディア紹介!

久保建英 写真提供: Gettyimages

 森保一監督率いる日本代表は、8日にFIFAワールドカップ・カタール大会2022のアジア最終予選・サウジアラビア戦に臨む。その中、アメリカメディア『ESPN』は6日、負傷離脱しているMF久保建英(20)不在の中でのキーマンを挙げた。

 日本代表は先月開催のカタールW杯アジア最終予選の初戦でオマーン相手に0-1で敗戦。そして中国戦では1-0と勝利したものの、攻撃陣の得点力不足が浮き彫りになっており、森保一監督の采配に対して批判の声が上がっている。その日本代表は8日に敵地でサウジアラビアとの一戦に臨むほか、12日には埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する予定となっている。

 一方、久保建英はオマーン戦と中国戦に出場。先月の代表ウィークを終えてRCDマヨルカのチーム活動に再び合流した後は、リーグ戦で2試合つづけて先発出場していた。しかし、22日に迎えたラ・リーガ第6節・レアル・マドリード戦で先発出場した際にヒザを負傷。離脱期間がおよそ1カ月と予想される中、同選手はサウジアラビア戦とオーストラリア戦に臨む日本代表のメンバーに名を連ねなかった。

 その中、『ESPN』は「久保建英がいない中、誰がステップアップするか」という見出しで日本代表を紹介。中国戦において敵陣で最も相手に脅威を与えていた久保建英の不在がチームにとって痛いと説明した上で、アイントラハト・フランクフルトに所属するMF鎌田大地(25)とPSVアイントホーフェンでプレーするMF堂安律(23)の2選手をキーマンにあげた。

 ただ、堂安律に関しては、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が7日になって負傷により途中離脱したことを公式発表している。東京五輪の舞台で躍動した2選手を欠くという状況の中、日本代表は過去にW杯本大会出場権を巡って争ってきた強敵との対戦に挑む。