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日本代表DF板倉滉、シャルケ新戦力で「キングになる可能性」と高評価!特筆すべき能力は…

板倉滉 写真提供:Gettyimages

 シャルケに所属する日本代表DF板倉滉(24)は、すでに必要不可欠な戦力としてディミトリオス・グラモジス監督やチームメイトから信頼を寄せられている。その中、イギリスメディア『90min』は6日、板倉滉を含むシャルケの新戦力16名についてここまでのパフォーマンスを評価した。

 板倉滉は8月19日にマンチェスター・シティからシャルケへのレンタル移籍が正式決定すると、2日後の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第4節・ヤーン・レーゲンスブルク戦でデビューしている。また、先月はじめにFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表への合流直後、右足に問題を抱えたことにより代表チームを離脱していたが、代表ウィーク明けの先月12日に行われた第6節・パダーボルン戦でいきなりリベロ(3バックの中央のポジション)で先発出場し、無失点での勝利に貢献している。

 同選手はその後もリーグ戦3試合でいずれもセンターバックとしてフル出場。特に今月3日開催の第9節・インゴルシュタット戦では随所に球際の強さを見せるなど、守備面で安定感抜群のパフォーマンスを披露し、再び無失点での勝利に貢献。ドイツメディア『RUHR24』から「1.5」とチーム内最高の評価(ドイツでは1から6までの評価であり、数字が小さいほど高評価。及第点は「3」)を与えられ、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いていた。

 そんな板倉滉について、『90min』は「イタクラはすでに先発メンバーに名を連ねており、今までの中でも最高のセンターバックだ。試合における彼の振る舞いはとても良いものだ。ビルドアップ能力を過小評価すべきではない。今シーズンの新戦力で“キング”になる可能性のあるひとりだ」と高く評価している。

 なお、シャルケは7日にリューベックとの練習試合を控えているが、板倉滉はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表に招集されているため、すでに欠場が確定している。