日本代表・海外組 海外日本人選手

オナイウ阿道がトゥールーズに再合流!同僚DFは母国でクーデター発生も無事

オナイウ阿道 写真提供: Gettyimages

 リーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズに所属するFWオナイウ阿道(25)は、9日からチームのトレーニングに再合流したようだ。同日、フランスメディア『Les Violets』が報じている。

 オナイウ阿道は横浜F・マリノスからトゥールーズへ完全移籍すると、7月24日に行われたリーグ・ドゥの開幕節・ACアジャクシオ戦でデビュー。第2節・ナンシー戦から今月のインターナショナルマッチウィーク直前までの5試合すべてで先発出場を果たしている。また、同選手はセンターフォワードや左ウイングでの出場が続く中、先月28日に開催された第6節・バランシエンヌ戦では前半アディショナルタイムに先制ゴールをマーク。チームはこの1点を最後まで守り抜き、勝利を収めていた。

 その中、同選手はリバプールに所属するMF南野拓実(26)の負傷離脱をうけて、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦う日本代表メンバーに追加招集。そのため、一度トゥールーズでの活動から離脱し、カタールの首都ドーハで代表チームに合流。ただ、7日に行われたW杯最終予選・中国戦では出番がなかった。

 『Les Violets』の報道によると、9日に行われたトゥールーズのトレーニングには、オナイウ阿道やオーストラリア代表MFデニス・ジェンロー(22)が代表チームでの活動を終えて復帰したとのこと。また、コンゴ代表に選出されていたDFイシアガ・シラ(27)は母国でのクーデター発生により安否が心配されたものの、無事にチームに戻ってきたとのことだ。

 なお、トゥールーズはインターナショナルマッチウィーク明けの13日に第7節・ル・アーブル戦を控えている。チームがここまで5勝1分と好調を維持して首位に立つ中、代表帰りのオナイウ阿道はル・アーブル戦でもゴールを決められるのだろうか。