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元G大阪オ・ジェソクが母国復帰の理由明かす「キャリアの後半では…」

オ・ジェソク 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪やFC東京、名古屋グランパスでプレーした過去をもつ韓国代表DFオ・ジェソク(31)は、昨季終了後にKリーグ1(韓国1部)の仁川ユナイテッドへ移籍した理由を明かした。9日、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が伝えている。

 オ・ジェソクは2013年にKリーグ1の江原FCからガンバ大阪へ完全移籍。翌2014シーズンにサイドバックでレギュラーに定着し、リーグタイトルを含む3冠達成に大きく貢献。その後、負傷離脱の影響もあり一時期は出場機会を減らしていたが、2017シーズンにリーグ戦で29試合に出場していた。同選手は2019シーズン途中にFC東京へレンタル移籍。昨季にガンバ大阪へ復帰したものの、昨夏に名古屋グランパスへ完全移籍。名古屋グランパスではリーグ戦22試合に出場していたが、昨季終了後に仁川ユナイテッドへ加入している。

 そんなオ・ジェソクは、今季ここまで負傷離脱がありながらも、Kリーグで28試合中18試合で先発出場。また7試合ではキャプテンマークを巻くなど、主力選手としてチームを支えている。

 同選手は韓国メディアの取材で母国復帰を決断した理由を聞かれると「長い間日本にいたので、Kリーグではチームメイトがそこまで多くなかったですね。僕のフットボールキャリアの後半では、“家族”を持ちたいと思っていました。家族といえるようなチームメイトに恵まれたという点で、仁川への移籍はベストな決断でした」とコメント。仁川ユナイテッドで充実したシーズンを過ごしていることを明かしている。

 また、仁川ユナイテッドでの目標として「仁川は2005年のリーグ戦、2015年のカップ戦で準優勝していますが、まだタイトルを手に入れていません。2025年までに優勝してクラブのレベルを引き上げたいです。僕はそれまで仁川でハードワークしますよ」と語った。