明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスへ加入した元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガ(29)が、日本語の習得の過程について今月4日、ノルウェーメディア『TV 2 Sporten』のインタビューで明かしている。
バケンガは今月6日にエリテセリエン(ノルウェー1部)のオッドBKから徳島ヴォルティスへ移籍することが正式決定。その後はしばらくノルウェー国内でトレーニングに励んでいたが、今月23日に来日していた。また、同選手は2週間にわたる待機期間を終えて今月8日からチームに合流しているが、待機期間中に日本語の勉強に励んでいることを自身のSNSアカウントを通じて明かしていた。
同選手は母国メディアのインタビューを受けた際、日本式の謝り方として土下座を披露。そして日本語の印象について問われると「日本語の習得はとても簡単だと思っていた。「昨日は2時間半かけて、かなりの数の文章を学んで感動していた。だけど、今日起きた時には何も覚えていなかった。日本語(の習得)はタフだと感じているよ」
「ドイツ語をマスターするのには3カ月かかったけど、ドイツ語を学ぶときと同じようにはいかないね。(日本語の習得は)長期間にわたるプロジェクトになるだろうけど、マスターするだろうね」と自身のエピソードを交えて、日本語の難しさを語っている。
そして、日本語の勉強の仕方について質問を受けると「いくつかのアプリをダウンロードしている。あとはYouTubeやGoogle翻訳など色々なツールを使っているよ。だけど、(勉強しているうちに)に語学教師をつける必要があると感じ、クラブにそのことを相談してみた。すると、彼らはとても喜んでくれたね」とコメントを残した。
先日にはインスタグラムアカウントで「初めまして、僕はムシャガです。よろしくお願いします」と日本語でサポーターに挨拶したことで話題を呼んでいたバケンガ。チーム合流初日はコンディションを上げるための個別トレーニングに専念していたが、異国の文化に慣れるための努力も積み重ねている。
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