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堂安律にブンデスリーガから新たな関心が!クラブ内部で獲得検討と独メディア報道

堂安律 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の舞台でプレーしたMF堂安律(23)は、今夏ドイツ移籍が噂されている。日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトなど複数クラブがすでに関心を寄せる中、ブンデスリーガでまた新たに同選手への関心を示すクラブが現れたようだ。26日、ドイツメディア『シュポルト・ビルト』が報じている。

 堂安律は現在エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンに在籍。しかし、選手サイドはPSVとの契約期間を2024年6月まで残す中、今夏移籍を望んでいると伝えられている。また、同選手の獲得にはフランクフルトやマインツ、ボルフスブルク、日本代表DF室屋成が所属する2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーなど多くのクラブが興味を示している模様。イギリスメディア『スカイスポーツ』は、同選手の獲得に650万ユーロ(約8億3000万円)が必要であると主張している。

 そして、先週にはTSGホッフェンハイムを率いるセバスチャン・ヘーネス監督と堂安律本人がコンタクトをとっていると報じられていたが、ヘーネス監督はこの報道内容を全面否定していた。

 その中、堂安律にはフライブルクも関心を寄せている模様。『シュポルト・ビルト』の報道によると、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督はクラブ内で同選手獲得の可能性について議論を交わしていることを認めたとのことだ。

 なお、堂安律は2019年夏にPSVへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、昨夏にアルミニア・ビーレフェルトへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。昨季はブンデスリーガで全試合に出場して5ゴール3アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に貢献していたが、500万ユーロ(約6億7000万円)による買い取りオプションは行使されず、PSVへ復帰していた。