明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に所属するジョン・マリ(28)は、FIFAワールドカップ・カタール大会のアフリカ2次予選に臨むカメルーン代表のメンバーに選出された。23日、カメルーンサッカー連盟(CAF)が公式発表している。
カタールW杯アフリカ2次予選は当初、昨年3月から今年10月にかけて開催する予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年9月から約2カ月間で6試合を消化することが決まっている。その中、カメルーン代表はグループDでマラウイ、コートジボワール、モザンビークと同居。来月2日にウガンダ戦、5日にルワンダ戦を控えている。
一方、ジョン・マリは東京五輪開催による中断期間を終えた後、J1リーグ第23節・サンフレッチェ広島と第24節・セレッソ大阪戦で途中出場。しかし、22日に行われたJ1リーグ第25節・名古屋グランパス戦ではメンバー外となっていたが、カメルーン代表への招集が名古屋グランパス戦欠場の理由だったようだ。
カメルーン代表は10月や11月にもグループステージ2試合ずつ行う予定であり、グループDの最終節・コートジボワール戦は11月14日に組まれている。くわえて、新型コロナウイルス感染拡大対策の一環として、新規入国者に対して隔離期間が設けられていることを考慮すると、ジョン・マリは11月下旬までアビスパ福岡の公式戦を欠場するかもしれない。
なお、今回のカメルーン代表には、バイエルン・ミュンヘンに所属するFWエリック・マキシム・シュポ=モティング(32)やオリンピック・リヨンのFWカール・トコ・エカンビ(28)もメンバー入りを果たしている。
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