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「代表で見たかったけどな…」浦和DF槙野智章が日本代表メンバー選考に落胆隠せず

槙野智章 写真提供: Gettyimages

 FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表のメンバーは26日に公式発表されたが、攻撃陣を中心に海外組が大半を占めている。その中、明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する元日本代表DF槙野智章(34)は、Jリーグの舞台で活躍している選手が少ないメンバー構成を残念がっているようだ。

 日本代表は来月2日にパナソニックスタジアム吹田でオマーン代表との一戦に臨むと、7日にはカタールの首都ドーハで中国代表と対戦する予定となっている。この2試合を戦う代表メンバーでは、マヨルカのMF久保建英やPSVアイントホーフェンのMF堂安律など東京五輪出場組や、リバプールのMF南野拓実やアイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地など、これまでも名を連ねてきたタレントが顔を揃えている。

 一方、国内組では今夏の移籍ウィンドウでJリーグへ復帰したFW大迫勇也やDF酒井宏樹を除くと、わずか5名にとどまっている。また、25歳以下では湘南ベルマーレのGK谷晃生のみとなっている。

 この海外組中心のメンバー選考に対して、かつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップをはじめ大舞台を戦った槙野智章は「Jリーグで上位にいるチームから、あんまり選ばれてないのか… 今上位にいるチームで、若くて勢いのある選手たくさん居るから、代表で見たかったけどな… あの選手とか、あの選手とか…」と自身のSNSアカウントを通じて、自らの思いを発信している。

 これに対して、Jリーグのサポーターからはヴィッセル神戸で守備陣の主力を担うDF菊池流帆(24)を推す声が上がっているほか、槙野智章の代表復帰を期待するコメントも寄せられている。

 なお、来月のインターナショナルマッチウィーク期間中にJ1リーグは中断されるが、YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝の1stレグと2ndレグが組まれている。