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古橋亨梧、EL本戦導く先制弾も負傷…因縁のダービーマッチは欠場か

セルティックFW古橋享梧 写真提供: Dugout

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、26日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフの2ndレグ・AZアルクマール戦でゴールをマーク。しかし、この一戦で負傷したことにより、29日に控えるレンジャーズとのダービーマッチを欠場する可能性があるようだ。26日、英紙『The Herald』が報じている。

 古橋亨梧は明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ加入すると、先月31日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ2021/22シーズンの開幕節・ハーツ戦でデビュー。今月8日の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなど、ゴールを量産してレギュラーに定着している。

 好調を維持している古橋亨梧は、AZアルクマール戦の2ndレグでも先発出場すると、キックオフ直後の3分に先制ゴールをマーク。チームは1-2で敗れたものの、2試合合計スコアで3-2としてグループステージ進出を決めている。

 しかし、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後のメディアインタビューで「キョウゴは打撲を負ったと思う。これから1日、2日にわたって治療を行うところだ。その後に様子を確かめることになる」と古橋亨梧の負傷を明らかにしている。これにより、同選手が3日後に控えるレンジャーズ戦を欠場する可能性があるという見方が周囲で広まっているようだ。

 なお、古橋亨梧は来月のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーに選出されている。ワールドカップ本大会出場をかけた戦いを直前に控えているだけに、同選手の負傷の程度が気になるところだ。