プレミアリーグ トッテナム

トッテナム、残留宣言ケインと契約延長交渉開始も…週給大幅増額の要求

ハリー・ケイン 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表FWハリー・ケイン(28)は、マンチェスター・シティからの関心が伝えられる中、今夏残留の意思を明らかにしていた。これを受けて、トッテナムは選手サイドと契約延長にむけた交渉に入っているが、早くも問題を抱えているようだ。26日、英紙『タイムズ』が報じている。

 ケインの去就を巡っては、トッテナムとの現行契約を2024年6月まで残す中、直近の数ヶ月間にわたり今夏退団の可能性がささやかれていた。また、マンチェスター・シティは昨季終了後に退団したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(33)の後釜としてケインをリストアップ。今年6月末から複数回にわたりトッテナムに対して同選手の獲得オファーを提示していたが、移籍金1億5000万ポンド(約230億円)を求めるトッテナムはこれらを却下していた。

 その中、ケイン本人は今月上旬にトッテナムのトレーニングに復帰。移籍実現のためにトレーニング欠席という強硬手段に出たという報道を否定すると、今月25日に自身のSNSアカウントで今夏残留の声明を出していた。

 自身の去就報道に終止符を打ったケインだが、同選手の代理人はすでにクラブ側と新契約締結にむけた交渉を行っている模様。ただ、選手サイドは現在受け取っている額の2倍以上におよぶ週給40万ポンド(約6000万円)を求めているようだ。

 なお、ケインは今月15日に行われたプレミアリーグ2021/22シーズンの開幕節・マンチェスター・シティ戦でベンチ外となっていたが、22日開催の第2節・ウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦で後半途中から出場している。