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C大阪がオファー提示の元ブラジルU17代表MFに国内から関心。本人の決断は…

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のCRヴァスコ・ダ・ガマに所属するブラジル人MFアンドレイにオファーを提示したと先月に伝えらていた。しかし、ここにきてブラジル国内クラブが同選手の獲得に興味を示しているようだ。28日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が報じている。

 現在23歳のアンドレイは、2015年にブラジルU-17代表の一員としてFIFAワールドカップU-17に出場。また、ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織で頭角を現すと、2016年にトップチームへ昇格。プロ3年目の2018シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で27試合に出場して4ゴールをあげるなどブレイクを果たしている。そして今季はここまでリーグ戦で9試合に先発出場。しかし、今月22日に行われた第13節・CSA戦で試合前のウォームアップ中に負傷している。

 アンドレイとヴァスコ・ダ・ガマの契約を今年12月まで残っているが、現時点で契約延長の合意には至っていない。また、本人は自身の去就について決断を下していないとのこと。その中、セレッソ大阪やトルコ国内のクラブがオファーを提示したとブラジル国内メディアが先月に伝えていた。

 しかし、『TORCEDORES』はブラジル1部のレッドブル・ブラガンチーノがアンドレイに関心を寄せていると報道。現時点ではオファーを提示ていないものの、同選手の動向を注視しているようだ。

 なお、アンドレイはプロデビュー後に一度も他クラブへレンタルにより放出されていない。CRヴァスコ・ダ・ガマ一筋のキャリアを歩んでいるが、セレッソ大阪を含むブラジル国内外からの関心を本人がどのように受け止めているのか気になるところだ。