Jリーグ サガン鳥栖

鳥栖、ケニア人FWドゥンガがトルコへ電撃移籍か!すでにオファー提示と現地報道

サガン鳥栖のゴール裏 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖に所属するケニア人FWイスマエル・ドゥンガが今夏にもトルコへ電撃移籍するようだ。28日、トルコメディア『Star』が報じている。

 ドゥンガは、2011年に母国ケニアでプロキャリアをスタートさせると、2016年夏にギリシャのクラブに移籍。その後、一度フリーの身になったがザンビア国内クラブやカテゴリア・スペリオレ(アルバニア1部)のKSルフテタリ・ジロカストラ、FKヴラズニアを渡り歩き、今季からサガン鳥栖へ加入していた。

 現在28歳の同選手は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による入国規制が敷かれていたこともあり、4月中旬にチームへ合流。4月21日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節のアビスパ福岡戦でデビューを果たしていた。しかし、東京五輪のU24日本代表FW林大地やFW山下敬大からレギュラーを奪うまでには至らず、ここまでリーグ戦で8試合の途中出場にとどまっており、ゴールをまだあげていない。

 その中、トルコメディアの報道によると、ドゥンガはすでにサガン鳥栖のチームから離脱している模様。TFF1.リグ(トルコ2部)のメネメンスポルがすでに同選手の代理人と交渉を進めているほか、オファーも提示。近日中に交渉がまとまる可能性があるという。

 なお、メネメンスポルは先日、大宮アルディージャの元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWネルミン・ハスキッチとも獲得にむけて交渉を進めていることが伝えられている。

 昨季まで柏レイソルに所属していたケニア代表FWマイケル・オルンガとともにプレーした過去をもつドゥンガは、持ち前の決定力を発揮できないまま、日本を離れることになりそうだ。