明治安田生命J2リーグの松本山雅でプレーした過去をもつブラジル人MFセルジーニョは先月にKリーグ(韓国1部)の大邱FCを退団していたが、今夏にもJリーグへ復帰するかもしれない。
現在30歳のセルジーニョは、2017年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCから松本山雅に完全移籍により加入。反町康治前監督のもとで攻撃面で違いを作る点で移籍1年目から中心選手として活躍すると、2018年にはJ1リーグ昇格に大きく貢献。J1リーグの舞台で臨んだ2019シーズンは17試合の出場に終わったものの、昨季はJ2リーグ33試合に出場し9ゴール4アシストをあげて本来のパフォーマンスを取り戻していた。
しかし、同選手の去就を巡っては、本人が日本でのプレー続行を望んでいるものの韓国やブラジルの複数クラブが獲得にむけて動いていると伝えられる中、今年2月末に大邱FCへの加入が決定。リーグ戦では15試合に出場していたが、先月19日に生活面での不安を理由にクラブと合意のもと契約解除に踏み切っていた。
セルジーニョはおよそ1カ月にわたり無所属状態となっていたが、27日に自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能において自身の姿をアップするとともに「さあ行こう!!(僕には)いつも神様がついてくれているし、すべて任せられた」と日本国旗や飛行機のマークとともに投稿。くわえて、国際空港から出発する姿もあげていることから、Jリーグ復帰の噂がにわかに駆け巡っている。
なお、セルジーニョの移籍先については現時点で明らかになっていない。日本での生活を好んでいた同選手としては、再びJリーグでプレーできるチャンスを得られたことを喜んでいるはずだ。
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