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元ユベントスFWが香川真司の同僚に!セリエA昇格組からのオファー拒否

セバスティアン・ジョビンコ 写真提供: Gettyimages

 元日本代表MF香川真司は、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKでの2シーズン目を迎えている。そんな香川真司はかつてユベントスやパルマなどでプレーしていた元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコとPAOKでチームメイトになる可能性が高いようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在34歳のジョビンコは、ユベントスからパルマやエンポリへのレンタル移籍をへて2012年にユベントスへ復帰。しかし、ユベントスではレギュラーに定着することなく、2015年にメジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCへ完全移籍。2019年1月にはサウジアラビア1部のアル・ヒラルへ加入すると、攻撃陣の主力として移籍1年目にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。ただ、2020/21シーズンはリーグ戦全30試合中16試合の先発出場にとどまっていた。

 ジョビンコはアル・ヒラルとの契約を今年12月まで残している。その中、昇格プレーオフを勝ち上がってセリエA復帰を決めたヴェネツィアがオファーを提示したものの、同選手はこれを拒否していた模様。

 本人は、今年2月までアル・ヒラルを率いていたラズヴァン・ルチェスク氏とPAOKで再会することを望んでいるという。また、PAOKは選手サイドやアル・ヒラルとの交渉を順調に進めており、数日以内に合意に達する見込みであるようだ。

 なお、PAOKはオランダ国内でプレシーズントレーニングを実施。今月26日にはエールディビジ(オランダ1部)のフェイエノールトとのトレーニングマッチを行っており、香川真司は先発出場していた。果たして香川真司とヨーロッパ、北米、それにアジアの舞台を経験しているジョビンコが攻撃陣の中心を担うことはあるのだろか。