元日本代表MF香川真司はギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKに所属しているが、ユベントスやパルマでプレーした過去をもつ元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコとチームメイトになる可能性が消滅したようだ。27日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。
現在34歳のジョビンコはサウジアラビア1部のアル・ヒラルに在籍。クラブとは今年12月まで契約を残しているが、今年2月までアル・ヒラルを率いていたラズヴァン・ルチェスク氏とPAOKで再会することを望んでいると伝えられていた。
また、同選手は昇格プレーオフを勝ち上がってセリエA復帰を決めたヴェネツィアからのオファーを拒否。数日以内にPAOKへの移籍で合意に達するという見方が広まっていた。
しかし、『Sportitalia』は27日になって両者の関係が急速に悪化したと報道。理由について述べられていないものの、交渉は中止となっており、ジョビンコがPAOKに加入することはないと伝えている。
なお、ジョビンコはユベントスからパルマやエンポリへのレンタル移籍をへて2012年にユベントスへ復帰。しかし、ユベントスではレギュラーに定着することなく、2015年にメジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCへ完全移籍。2019年1月にはアル・ヒラルへ加入すると、攻撃陣の主力として移籍1年目にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。ただ、2020/21シーズンはリーグ戦全30試合中16試合の先発出場にとどまっていた。
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