フィオレンティーナは今月25日に前ナポリ監督のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の招へいを公式発表しているが、今年6月に契約満了を迎える元フランス代表FWフランク・リベリーの慰留に動いているようだ。27日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
現在38歳のリベリーは2019年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団し、フリーでフィオレンティーナに加入。セリエA初挑戦となった昨季には足首の負傷により長期離脱を強いられていたが、今季はリーグ戦28試合で先発出場していた。
一方、フィオレンティーナは今季序盤から黒星が先行すると、昨年11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、チェーザレ・プランデッリ氏を招へい。しかしチーム全体の状況は好転することなく、今年3月下旬にプランデッリ監督の辞任に伴い、イアキーニが再びチームを率いていたが、セリエA13位で今シーズンを終了。26日に前ナポリ指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏招へいを公式発表している。
リベリーとフィオレンティーナの契約期間は今年6月までとなっているが、現時点で両者は契約延長合意に至っていない。また、リベリー本人は今年3月にドイツメディアのインタビューで、ブンデスリーガ復帰の可能性を除外していないことを明かしていた。しかし、フィオレンティーナはリベリーを来季の構想に含めている模様。すでに選手サイドと新契約締結にむけて交渉を開始しているようだ。
なお、フィオレンティーナはセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチの契約延長も視野に入れている。ブラホビッチは今季21ゴールをあげるなどブレイクを果たしており、ミランやボルシア・ドルトムントなど複数クラブから関心を寄せている。
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