リーグ・アン パリ・サンジェルマン

右SBの補強目論むPSG、モロッコ代表DFに注目か。インテルは財政難で売却考慮?

アクラフ・ハキミ: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、インテルに所属するモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 ローマからレンタルで加入しているイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの買い取りオプションを行使しないとの見方が強まっているPSGでは、右サイドバックの強化にプライオリティを置いている模様。その候補として、推定市場価値が5000万ユーロ(約66億5000万円)と見積もられているハキミに注目しているという。

 その一方で、アントニオ・コンテ監督が26日に退任したインテルでは財政難に陥っており、今夏に複数主力選手を売却しなければいけないとのこと。スペイン方面からの関心が取り沙汰されているアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスやプレミアリーグ復帰の可能性が報じられているベルギー代表FWロメル・ルカクとともにハキミが放出リストにいるようだ。

 レアル・マドリード下部組織出身のハキミはトップチーム昇格後、ボルシア・ドルトムントでの武者修行を経て、昨夏にインテルへ完全移籍。右ウイングバックを主戦場に今季の公式戦45試合に出場して7ゴール11アシストの成績を収め、クラブのセリエA制覇に貢献していた。