セリエA クロトーネ

セリエA最下位クロトーネが監督交代。前節で残留争いのライバルに黒星

クロトーネ

 クロトーネは1日、ジョバンニ・ストロッパ監督の解任、ならびにセルセ・コズミ氏の招へいを公式発表している。

 クロトーネは昨季セリエBで2位となり、2017/18シーズン以来となるセリエA復帰を果たしていたが、今季は序盤から苦戦を強いられる中、昨年に12月に行われたセリエA第11節・スペツィア戦で初勝利を飾っていた。しかし、年明け以降もチーム全体を取り巻く状況は好転することなく、1月下旬からリーグ戦6連覇を喫しており、28日にはセリエA残留争いのライバルであるカリアリ相手に敗れている。

 これを受けてクラブ首脳陣はストロッパ監督の解任を決断し、コズミ氏と今年6月までの期間で契約を結んでいる。同氏はかつてジェノアやウディネーゼなどで指揮を執っていたが、昨夏にペルージャ指揮官を解任になって以降フリーの身となっていた。

 なお、クロトーネはここまで24試合を終えて勝ち点12の獲得にとどまっており、リーグ最下位に沈んでいる。セリエA残留圏内の17位トリノから8ポイント差を付けられる中、コズミ新監督はクラブを立て直すことができるのだろうか。