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ミラン、イタリア代表GKドンナルンマとの契約延長交渉が難航。年俸13億円の要求に…

ジャンルイジ・ドンナルンマ 写真提供: Gettyimages

 ミランとイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの契約延長交渉に進展は見られないようだ。1日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が伝えている。

 ミランの下部組織出身であり16歳でデビューを飾った過去を持つドンナルンマは、今季ここまで公式戦26試合でフル出場を果たしており、うち8試合でクリーンシートを達成するなどセリエA首位というクラブの躍進に大きく貢献している。一方で同選手の現行契約は来夏に満了を迎えるため、現在クラブ首脳陣は選手サイドと契約延長にむけて交渉を重ねている。

 しかし、両者は依然として年俸面で合意に達していない模様。クラブ側は年俸700万ユーロ(約8億8700万円)+ボーナスという条件で引き続きオファーを提示しているが、ドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は1000万ユーロ(約12億6000万円)を要求する構えを崩しておらず、議論は平行線をたどっているようだ。

 正守護神として本来のパフォーマンスを取り戻し、チームをセリエA首位に導く働きをしているドンナルンマだが、今夏までのクラブと新契約を締結するかどうか動向に注目が集まる。