ヘルタ・ベルリンは1日、ユベントスに所属していたドイツ代表MFサミ・ケディラの獲得を公式発表している。
ケディラは2015年夏にレアル・マドリードからユベントスに加入すると、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督から絶大な信頼を寄せられる中、セリエAをはじめ多くのタイトル獲得に貢献。しかし、筋肉系トラブルや膝の負傷に見舞われると今季はUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの登録メンバーから外れるとここまで公式戦でピッチに立つことがなく、アンドレア・ピルロ監督の構想から外れていた。
ケディラは当初、元レアル・マドリード指揮官であるカルロ・アンチェロッティ氏が率いるエバートンへの移籍が濃厚と伝えられていた。しかし、先週末にヘルタ・ベルリンが獲得に動くと、今冬のマーケット最終日に同選手とサインを交わした。
なお、ケディラはユベントスとの契約を今夏まで残していたものの、双方合意のもとで契約解除を行ったため、ヘルタ・ベルリンにはフリーでの加入となっている。若手選手の多いヘルタ・ベルリンにおいて、ヨーロッパの大舞台での経験が豊富なケディラには自身の経験を還元する役割が求められる。
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