Jリーグ サガン鳥栖

サガン鳥栖、清水エスパルスからファン・ソッコを獲得「強い覚悟と責任感を持って移籍を決断致しました」

ファン・ソッコ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖は3日午後、清水エスパルスからDFファン・ソッコを完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 ファン・ソッコは大邱大学校から韓国Kリーグのクラブに入団することなく2012年にサンフレッチェ広島に加入。2度のJ1リーグ制覇に貢献した後、2015年には鹿島アントラーズに移籍すると、リーグタイトルのみならず天皇杯やナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)優勝を成し遂げる。その後、2017年には中国スーパーリーグに舞台を移すものの、わずか1年後に清水エスパルス加入によりJリーグに復帰。加入当初は不動のレギュラーとしてチームを支えていたが、今季はDFヴァウドの加入もありリーグ戦19試合の出場にとどまっていた。

 同選手はサガン鳥栖の一員となったことについて「この度、サガン鳥栖に加入することになりましたファン ソッコです。強い覚悟と責任感を持って移籍を決断致しました。 一日でも早くサポーターの皆様に認めてもらえるように、日々の練習から全力で取り組みます。自分の持てる全ての力を発揮し、リーグの中で一番ハードワークをするサガン鳥栖に良い影響を与えたいと思っています! 今から私のホームは駅前不動産スタジアムです。ファン・サポーターの皆様、一緒にサガン鳥栖を盛り上げ、サガン鳥栖の勝利のために共に戦いましょう!!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また、3シーズン過ごした清水エスパルスを離れることについて「清水エスパルスの選手として戦った3年間は私の誇りです。この3年間いつも熱い声援で支えて下さったファン・サポーターの皆様には感謝しかありません。そして、スタジアムでチームを何度も助けてくれたあの一体感ある応援を忘れることはないでしょう。3年間本当にありがとうございました!」と別れの言葉を残した。