リヤド・マフレズ
現所属:マンチェスター・シティ
代表チーム:アルジェリア
昨年、マンチェスター・シティの国内三冠に大きく貢献したマフレズは、パリ近郊のサルセル出身である。アルジェリア人の父とモロッコとアルジェリアのミックスである母を持つマフレズはフランス、アルジェリア、モロッコ3つの代表資格を持つ。フランスで生まれ育った同選手だが、幼少期から家族の方針で休暇はほぼ必ずアルジェリアで過ごした。長期間の滞在により愛着が沸いたのか、2013年に彼はアルジェリア代表でのプレー希望を表明した。マフレズは2014年ワールドカップの前に代表に初招集され、そのまま初キャップを刻んだ。同選手はこれまでに2回のアフリカネイションズカップと1回のW杯を経験しており、現代表のキャプテンでもある。
ジョエル・マティプ
現所属:リバプール
代表チーム:カメルーン
今シーズン、プレミアリーグで首位を快走するリバプールで抜群の安定感を誇し、チームを支えているのがマティプだ。これはちょっとした有名な話かもしれないが、マティプはドイツ人の母とカメルーン人の父の間に生まれたハーフである。出身地であるボーフムのユースチームを経て、シャルケでトップチームデビューを果たした彼は、すぐさまカメルーン代表からの召集を受けた。しかし、当時マティプはドイツ代表でのプレーを強く希望していたため、誘いを断った。
2010年、ワールドカップ出場を目指していたマティプは長年声をかけ続けてくれたカメルーンサッカー協会の要望に応える形で晴れて“不屈のライオン”の一員となった。同選手はカメルーン代表で2回のW杯を経験しており、中心選手として3回目の出場を目指した矢先の2015年に、チーム方針に疑問を抱き24歳の若さで代表を引退している。
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