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ネクストジダンと呼ばれた5選手。彼らの現在は?

ジネディーヌ・ジダン 写真提供: Gettyimages

フランスを代表するサッカー選手ジネディーヌ・ジダン。史上最高の選手と評価されることも多い、稀代のファンタジスタだ。

フランスにルーツのある選手が若くして活躍すると、ジダンを引き合いに出して語られることが少なくない。今回は、『planetfootball』が特集した「ネクストジダンと呼ばれた選手とその現状」の中から5名の選手をご紹介する。


写真提供: Gettyimages

アンソニー・ル・タレク

年齢:35

高い足下の技術とオフ・ザ・ボールの質が高く評価され、2003年に強豪リバプールへ加入したタレク。ジダンやロベール・ピレスと比較されるなど、そのポテンシャルはとても高く評価されていた。

しかし、リバプールではチャンスをものにすることができず、レンタル移籍を繰り返すシーズンが続く。その後、2008年に母国フランスのル・マンへ移籍。ギリシャやルーマニアでもプレーしたが、期待されたような結果を残すことはできなかった。


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ヨアン・グルキュフ

年齢:33

アンダーの世代から主要大会で活躍を見せ、欧州のビッグクラブから注目を集めたグルキュフ。2008年に当時世界最強の一角であったミランに移籍するなど、順風満帆なキャリアを送っているように見えた。元フランス代表FWクリストフ・デュガリーは「ジダンが引退した時は嫌な気持ちになった。ただ、グルキュフを見て癒されたんだ」と同選手を高く評価している。

2008年に母国の古豪ボルドーに移籍したグルキュフ。初年度から最優秀に選ばれるほどの活躍を見せていたが、負傷にも苦しめられるようになった。その後も負傷により戦列を離れる時間が増えていき、ジダンのような輝きを放つことはできていない。


写真提供:Gettyimages

サミル・ナスリ

年齢:32

ジダンの後継者ともてはやされ、将来は確実に世界最高クラスの選手になると評価されていたナスリ。2008年に20歳の若さでアーセナルに移籍すると、そのシーズンの開幕戦で早速デビュー。その後もコンスタントに活躍を見せ、2011年にはマンチェスター・シティに移籍している。シティでも存在感を発揮していたナスリは2016年にセビージャへ移籍。そこで問題が起きた。

2016年12月、アメリカに滞在していたナスリはビタミンを主原料とした静脈注射を接種。しかし、これが世界アンチ・ドーピング機関の規定批判となり、2年間の出場停止処分が下された。ナスリ側の提訴により、出場停止の期間は短縮されたものの、復帰した同選手にかつての輝きはなかった。


写真提供:Gettyimages

カリム・ベンゼマ

年齢:33歳

ジダンが監督を務めるレアル・マドリードでプレーするベンゼマ。記者会見などでも、両者の関係性の良さが伺える。そのベンゼマは2006/2007シーズンからオリンピック・リヨンの主力に成長。得点王に輝くなど、日に日に存在感を増していった。

多くのクラブから注目されたベンゼマの獲得に成功したのがマドリード。当初はゴンサロ・イグアインとスタメン争いを繰り広げていたが、2011/2012シーズン頃からパフォーマンスが向上。現在では欠かせないストライカーとなっている。ジダンほどのスター性はないかもしれないが、十分に成功を収めた選手と言えるだろう。


写真提供: Gettyimages

アデル・ターラブト

年齢:30

将来的には世界最高峰の選手になるだろうと言われていたターラブト。若くしてプレミアリーグに移籍した同選手だが、目立った活躍ができたのはクリーンズ・パーク・レンジャーズで過ごした数シーズンだけだった。

かつて高い評価を受けていたことを考えると、彼のキャリアは成功と呼べるものではないのかもしれない。しかし、2015年にベンフィカへ移籍すると、チームの中心として活躍。少しづつプレースタイルを変化させながら、現在が全盛期なのではないかと感じさせるパフォーマンスを見せている。プロ意識も年々高くなっており、30歳を迎えた今後の活躍にも期待できるだろう。