
サッカー界がFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で盛り上がりを見せているなか、Jリーグでは各クラブで8月の新シーズン開幕に向け、移籍の話題が熱を帯びている。
6月6日に終幕を迎えた明治安田J1百年構想リーグは、2023・2024年にJ1連覇を成し遂げたヴィッセル神戸が、鹿島アントラーズとの優勝決定戦で2戦合計5-2で破り王者に輝いた。地域リーグラウンドEASTで無類の強さを誇った鹿島が、神戸との1戦目で5失点を喫したことに驚いたJリーグファンも多くいたことだろう。
そんな鹿島が圧倒的な強さで制したEASTで、苦しいハーフシーズンを過ごしたのが浦和レッズだ。開幕戦では、昇格組であるジェフユナイテッド千葉を相手に2-0と完勝しスタートを切ったが、なかなか連勝は挙げられず。第6節からはPK戦での敗戦も含め7連敗と長いトンネルを経験。第13節で田中達也監督へと指揮官交代に踏み切り、そこから4連勝で息を吹き返したが、中盤戦までの遅れを取り戻すには至らずEAST6位で地域リーグラウンドを終えた。そして、プレーオフラウンドではファジアーノ岡山を相手に2戦合計1-3で敗れ、12位で終えている。
復権を目指す浦和は、新シーズンの指揮をクラブのOBでもある曺貴裁氏に託すことを発表。2025年に京都サンガをリーグ戦3位に導いた指揮官を迎え立て直しを図る。とはいえ、既存の戦力が流出しては新体制への期待も大きく損なわれる。ここでは、浦和が今夏絶対に手放したくない選手トップ5を紹介する。

5位:安居海渡
2022年に浦和へ加入し、翌2023年以降は毎年30試合以上に出場を続けているMF安居海渡。昨季は38試合すべてに出場し、うち36試合に先発。まぎれもない主力選手へと成長を遂げ、今大会でも18試合とほとんどのゲームに絡み苦しむチームを支えた。
高いボール奪取力と粘り強い対人守備が大きな持ち味。今大会でもデュエル勝利総数はチームトップかつリーグでも上位にランクインしており、最終ラインの前の防波堤として欠かせない選手であることは間違いないことから手放せない選手5位とした。
年齢的にも26歳とまだまだ成長も見込める安居。中盤での刈り取り役は今夏多くのチームで選手の動きがあるが、果たして移籍はあるのか動向に注目だ。

4位:金子拓郎
Jリーグ屈指のドリブラーMF金子拓郎も、今夏浦和が手放せない選手の1人だ。今大会のドリブル総数はJリーグナンバー1。20試合すべてに出場し、チャンスメイクで大きく貢献した存在だ。
2025年の浦和加入以前には海外挑戦も経験。クロアチアやベルギーでもドリブルの技を磨いてきた。地元でもある埼玉へ凱旋という形となった昨季は、33試合と多くの出場機会を得て1ゴール4アシストをマーク。前年二桁順位だった浦和の7位フィニッシュの原動力となった。
渡欧前2023年の札幌時代には、21試合で8ゴール4アシストとチャンスメイクのみならず決定力でも存在感を放った金子。ポテンシャルに疑いの余地がないことも含めて、手放したくない選手4位とした。
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