代表チーム ドイツ代表

クロップ氏のドイツ代表監督就任にかかる費用は?

ユルゲン・クロップ 写真:アフロスポーツ

 ドイツサッカー連盟(DFB)が、7月3日にユリアン・ナーゲルスマン監督との契約解除を決定した。後任としてユルゲン・クロップ監督の招聘に向けた交渉が進められており、その実現には多額の費用がかかる見通しのようだ。

 ドイツメディア『tz』は、DFBの監査役会が3日に緊急招集され、1時間足らずでナーゲルスマン監督との決別を全会一致で決めたと伝えている。

 同メディアによると、DFBは公式発表でナーゲルスマン監督が前日の非公開の話し合いの中で自ら任務解除を申し出たと説明した。同メディアは、この発表は監督が今後クラブ指揮官として体面を保ったまま新たな道を歩めるようにするための配慮だと指摘している。

 後任として名前が挙がっているクロップ監督は現在、ブンデスリーガのRBライプツィヒでグローバルサッカー統括責任者を務めており、招聘の実現にはレッドブル社との移籍金交渉も必要になるとみられる。年俸は最大1,000万ユーロ(約18億4,500万円)に達する可能性があると同メディアは伝えている。ただしDFBは直近で1,920万ユーロ(約35億4,240万円)の純利益を計上しており、財政面での余裕はあるという。

 一方で、同メディアは、ナーゲルスマン監督への違約金は約700万ユーロ(約12億9,150万円)と報じている。これは2028年欧州選手権まで契約を全うした場合に受け取る額のおよそ半分に相当するという。

 2026 FIFA ワールドカップのラウンド32で、ドイツ代表がパラグアイに敗れた直後、ナーゲルスマン監督は2028年までの契約を全うする意向を示していたが、世論からは結果への責任を取らない姿勢と受け止められ、イメージが悪化していたと同メディアは伝えている。