
横浜F・マリノスが過去に大物選手の獲得を逃していたようだ。元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFイゼト・ハイロヴィッチが、幻のJリーグ挑戦を明かしている。
現在35歳のハイロヴィッチは、スイス1部グラスホッパーでプロキャリアをスタート。ガラタサライ、ベルダー・ブレーメン、エイバルなどでプレーした後、2018年1月にブレーメンからディナモ・ザグレブへ完全移籍。在籍3年半でクロアチア1部リーグ戦通算56試合出場6ゴールを挙げていた。
すでに現役引退しているハイロヴィッチは先日、ドイツ『キッカー』スイス版のインタビューでディナモ・ザグレブへ加入する直前、横浜FM移籍間近だったことを告白。「移籍は本当に成立寸前までいっていた。移籍市場が閉まる直前の2、3日ですべてが決まったんだ」とした上で、以下のように語っている。
「横浜FMと契約するところだった。自分自身も本当に移籍したいと思っていたし、新しいことに挑戦することにも前向きだった。日本は素晴らしい国だし、以前に代表チームの一員として訪れたことがあって、そのときも気に入っていた。だから『なぜ行かないんだ』と思った。金銭面でも条件は合っていた。3年契約を提示してくれていた」
「マンチェスターでのメディカルチェックも、すでに予定されていた。ところが、イングランドへ出発する前日の夜に、突然ディナモ・ザグレブからハイロビッチの代理人に連絡が入った。その瞬間、決断がどうなるかは明らかだった。ハイロビッチはいまでもディナモ・ザグレブについて「バルカンのレアル・マドリードだ!」と言っていたからね」
2016年6月に市立吹田サッカースタジアムで行われた日本代表戦でピッチに立っていたハイロヴィッチ。エイバルで元日本代表MF乾貴士(現ジュビロ磐田)とともにプレーするなど、以前から日本サッカーと縁があっただけに、横浜FM移籍破談を残念がるJリーグファンは多いだろう。
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