
町田ゼルビア、鹿島アントラーズ在籍歴のある日本代表MF佐野海舟は、27日までにマインツ残留が確定した模様。RBライプツィヒ、MF遠藤航が構想外となっているリバプール、DF冨安健洋の古巣アーセナルなど複数クラブからの関心が報じられたものの、100億円以上とみられるマインツの要求額がステップアップ移籍を阻んだ。
マインツのスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏は先日、「8月31日に佐野を売却することはない」などと移籍ウィンドウ期限間近の放出に応じない姿勢を見せている。この発言を受けて、ドイツ『ビルト』は「マインツは8月27日を移籍の期限に設定した。28日以降だと、代役の確保が難しいためだ」と報じたほか、佐野の移籍金額を6000万ユーロ(約108億円)以上に設定したとも伝えている。
移籍の期限である27日になっても、マインツの要求を満たす正式オファーはない模様。同メディアは「最後通告の期限が過ぎ、この問題はひとまず決着した。佐野は土曜日のブンデスリーガ開幕戦に出場する予定であり、マインツに残留する」と報じている。
またドイツ『Allgemeine Zeitung』も「彼が移籍期限終了間近にマインツを離れることは不可能だ」と報道。「状況を動かすためには、獲得を狙うクラブがマインツに対して最後の土壇場で桁外れのオファーを提示する必要がある。しかし現時点では、そのような申し出が届く兆候は見られない」としている。
マインツのウルス・フィッシャー監督は28日の記者会見で、佐野を戦力として計算していることをうかがわせた。佐野の去就について問われた指揮官は、笑みを浮かべながら「佐野は今朝、最終調整のトレーニングをこなし、明日のスタートを楽しみにしている」とコメントしている。
なお佐野の移籍先候補だったRBライプツィヒは、「マインツの要求額が高すぎる」として日本代表MFの獲得を断念。現在はバルセロナ所属MFマルク・カサドの獲得に向かっているという。
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