
FC東京在籍歴がある日本代表GK野澤大志ブランドンには、ロイヤル・アントワープからのステップアップ移籍が報じられていたが、今夏残留がほぼ確実に。その背景には、直近のベルギー1部リーグ戦におけるパフォーマンスもあるとみられる。
アントワープ退団の可能性は、ベルギー『GVA』が8月上旬に報じていたが、30日までに正式オファーは届かなかった模様。ベルギー『Voetbal24』は18日の時点で「野澤の退団は望んでいない。アントワープは残留させたい考えだ」と報じていた。
野澤は2025年夏にFC東京からアントワープへ完全移籍。加入当初は控え要員だったが、同年10月以降はリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場するなど、主力選手として活躍。2026年2月13日のアンデルレヒト戦では4失点を喫したが、11本ものセーブを記録。海外採点サイト『Sofascore』で10点満点中「9.9」という異例の高評価を獲得したことで注目を集めていた。
ベルギー国内トップレベルのGKとして名を馳せていた野澤だが、先日行われたシント=トロイデンVV戦ではスタメン出場も4失点。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は10点満点中4点と厳しく評価し、「野澤はアントワープで問題児になっている」とした上で、以下のように伝えている。
「野澤は2つの失点シーンで、対応が不安定に映った。荒木遼太郎の先制ゴールでは、野澤がゴールマウスから大きく飛び出したものの、ボールを十分にクリアできなかった。荒木にその隙を突かれた格好だ。後半、1-2のシーンでは、誰もいない場所に立っていた。バズダルはその隙を突き、ループシュートでゴールを決めた」
わずかながらも駆け込み移籍の可能性が残っていた野澤。『Het Nieuwsblad』の報道内容を踏まえると、シント=トロイデンVVでのパフォーマンスにより、今夏移籍の可能性は完全に消滅したものとみられる。
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