若手選手 ワールドカップ

ファンタスティックイレブンの後継候補、23歳以下ベストイレブン【2026W杯】

ジョアン・ネヴェス 写真:アフロスポーツ

MF:中盤を支配する4人の若き司令塔

ジョアン・ネヴェス(ポルトガル代表/パリ・サンジェルマン/2004年9月27日生まれ/21歳9か月)

ポルトガル代表では中盤の底からパスワークを支え、コントロール役としてゲームメイクに貢献したジョアン・ネヴェス。W杯初出場ながら、初戦のコンゴ民主共和国戦(1-1)では前半6分で初ゴールを記録した。2戦目のウズベキスタン戦ではC・ロナウドとの共演で5-0の大勝に導き、攻守両面で次代のポルトガル代表の中心選手になれると期待されている。

アイユーブ・ブアディ(モロッコ代表/リール/2007年10月2日生まれ/18歳8か月)

18歳の若さにして、初戦のブラジル戦、2戦目のスコットランド戦でフル出場したアイユーブ・ブアディ。中盤の底から試合を支配するパフォーマンスを発揮し、9割近いパス成功率と高いタッチ数を記録。圧倒的な成熟度と守備貢献でモロッコ代表のゲームコントロールに不可欠な存在となり、将来のトップクラスのセントラルミッドフィルダーとして大きな期待を集めている。アーセナルやパリ・サンジェルマン、レアル・マドリードも獲得に興味を示し、リールからのステップアップ移籍は確実視されている。

アルダ・ギュレル(トルコ代表/レアル・マドリード/2005年2月25日生まれ/21歳4か月)

2025/26シーズンはレアル・マドリードでもレギュラーポジションを奪取し、飛躍の年となったアルダ・ギュレル。創造的なパスとドリブルでアシストを量産した。国内メディアからは「トルコの至宝」と評価されている。トルコ代表はグループリーグ2連敗で早々と敗退が決まってしまったが、3戦目のアメリカ戦(3-2)で意地のゴールを決め勝利に貢献。今後、長く代表の攻撃を牽引する存在だろう。

ニコラス・パス(アルゼンチン代表/コモ/2004年9月8日生まれ/21歳9か月)

生まれはスペインのカナリア諸島だが、父のパブロ・パスがアルゼンチン代表DFだったことで、自身もアルゼンチン代表を選択したニコラス・パス。レアル・マドリードで育成されたものの、トップチームでは出番に恵まれず、セリエAのコモに完全移籍。元スペイン代表MFセスク・ファブレガス監督の指導で才能が開花した。代表ではメッシの後継者候補として注目され、限られた出場時間ながらも、創造的なプレーを示した。さらに経験を積めば攻撃の中心となれるポテンシャルを秘めている。


デジレ・ドゥエ 写真:アフロスポーツ

FW:次代の世界的ストライカーはこの3人から生まれる

デジレ・ドゥエ(フランス代表/パリ・サンジェルマン/2005年6月3日生まれ/21歳)

「憧れの選手はネイマール」と公言している通り、ブラジル人選手のような華麗なターンやテクニックで相手を翻弄するデジレ・ドゥエ。密集したエリアでもボールを失わないボールコントロール能力が最大の武器。左右のウイング、攻撃的MF、インサイドハーフなど複数ポジションを高いレベルでこなすユーティリティ性を兼ね備えている。エースFWエムバペとの連携でフランスの攻撃を活性化している。

エンドリッキ(ブラジル代表/オリンピック・リヨン/2006年7月21日生まれ/19歳11か月)

リヨンでの活躍が評価され、W杯メンバー入りした19歳のエンドリッキ。レンタル元のレアル・マドリード復帰が確実視されている。出場時間は限定的だが、スピードとフィニッシュの精度が高く、ネイマール、ヴィニシウス・ジュニオールに続くブラジル代表の次世代のスター候補と目されている。

アントニオ・ヌサ(ノルウェー代表/RBライプツィヒ/2005年4月17日生まれ/21歳2か月)

爆発的なドリブルとスピードを武器にチャンスを量産し、ノルウェーの攻撃を牽引するアントニオ・ヌサ。ハーランドとの連携も光り、左ウイングや攻撃的MFとしても機能し、将来的に欧州トップアタッカー候補の1人に挙げられる。ドリブル突破の加速力と仕掛けを得意とする選手だ。


これらの選手たちは、今大会を通じて貴重な経験を積み、現在のスター選手たちの凄さを体感しながら独自のスタイルを確立していくはずだ。メッシやC・ロナウドの前人未到の記録達成を目の当たりにした若手たちは、その背中を追いながら成長を加速させるだろう。W杯はまだ続くが、これら23歳以下の選手たちの活躍は、サッカーの未来を明るく照らすものだ。彼らがファンタスティックイレブンのようなトップスターへと進化する過程を、引き続き注目したい。

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名前:寺島武志

趣味:サッカー観戦(Jリーグ、欧州5大リーグ、欧州CL・EL)、映画鑑賞、ドラマ考察、野球観戦(巨人ファン、高校野球、東京六大学野球)、サッカー観戦を伴う旅行、スポーツバー巡り、競馬
好きなチーム:Jリーグでは清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、欧州では「銀河系軍団(ロス・ガラクティコス)」と呼ばれた2000-06頃のレアルマドリード、当時37歳のカルロ・アンチェロッティを新監督に迎え、エンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、リリアン・テュラム、ジャンフランコ・ゾラ、ファビオ・カンナヴァーロ、ジャンルイジ・ブッフォンらを擁した1996-97のパルマ

新卒で、UFO・宇宙人・ネッシー・カッパが1面を飾る某スポーツ新聞社に入社し、約24年在籍。その間、池袋コミュニティ・カレッジ主催の「後藤健生のサッカーライター養成講座」を受講。独立後は、映画・ドラマのレビューサイトなど、数社で執筆。
1993年のクラブ創設時からの清水エスパルスサポーター。1995年2月、サンプドリアvsユベントスを生観戦し、欧州サッカーにもハマる。以降、毎年渡欧し、訪れたスタジアムは50以上。ワールドカップは1998年フランス大会、2002年日韓大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会を現地観戦。2018年、2022年は日本代表のラウンド16敗退を見届け、未だ日本代表がワールドカップで勝った試合をこの目で見たこと無し。
“サッカーは究極のエンタメ”を信条に、清濁併せ吞む気概も持ちつつ、読者の皆様の関心に応える記事をお届けしていきたいと考えております。

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