
フランス2部スタッド・ランス所属の日本代表FW中村敬斗は、MF守田英正擁するハル・シティへの移籍が破談。8月末になってDF長友佑都の古巣であるオリンピック・マルセイユが移籍先候補に再度挙がっているが、現地では懐疑論が湧き起こっている。
マルセイユ移籍の可能性は、フランス『フットメルカート』が7月末に報道。「マルセイユは問い合わせを行っている」と伝えていたが、ランスは中村の獲得を狙うクラブに対して、少なくとも2500万ユーロ(約46億円)の移籍金を支払うよう要求。「ランスの要求に応えるためには、マルセイユは資金繰りに苦労し、海外からの激しい争奪戦に直面することになる。獲得を断念する可能性もある」と伝えていた。
そのマルセイユは、FWイゴール・パイシャオンをサンダーランドへ放出する見込み。欧州の移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が26日に伝えているが、一部報道によると、移籍金は3000万ユーロ(約55億円)に達する可能性があるという。
それだけに、日本サッカーの情報に詳しい海外メディア『サムライウォリアー』は27日に「中村にマルセイユ移籍の可能性はまだ残っている」とリポート。左ウインガーのパイシャオンが移籍する場合、マルセイユが後釜として同ポジションを本職とする中村の獲得に動くとの見方を示していた。
しかし、フランス『ランスVDT』は27日に「現時点でマルセイユからスタッド・ランスに対する新たなオファーや、両クラブ間での接触再開は確認されていない」と報道。「あくまで、マルセイユの今夏の移籍市場における動き次第で浮上する可能性のある仮説にしかすぎない」とくぎを刺している。
イングランド方面では「エバートンが争奪戦をリード」と報じられるなど、移籍ウィンドウ終盤になって再び注目を浴びている中村。ランスの要求額を満たすオファーが届かなければ、残留の可能性もある。
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