
水戸ホーリーホックは23日、MF安藤晃希がベルギー1部ロイヤル・アントワープFCへ完全移籍すると公式発表。元FC東京所属GK野澤大志ブランドンや元東京ヴェルディ所属DF綱島悠斗らとチームメイトになる見込みだが、移籍金をはじめ両クラブの取引内容が判明。現地ではかつて同クラブに在籍していたMF三好康児(現ボーフム)との比較論が沸き起こっている。
ベルギー『Het nieuwsblad』は23日、「アントワープが再び“日の出ずる国”日本から選手を補強した」として、「安藤と4年契約でサインを交わした」とリポート。安藤獲得の裏側や移籍金などについて、以下のように伝えている。
「昨季のアントワープはサイドでの創造性を欠いていた。そのため、安藤に加えてエクアドル人ウインガーのカルロス・ダニエル・メヒアも補強リストに加えられた」
「安藤の2得点はいずれも彼のプレースタイルを象徴している。身長170センチの俊敏なドリブラーで、積極的に背後を狙う動きを見せ、左サイドからプレーしながら外側にも内側にも切れ込んで相手を抜き去ることができる」
「まさにアントワープが必要としていたタイプであり、昨季のクラブはサイドでの創造性を欠いていた。その意味でも、メヒアの補強と合わせて重要な意味を持つ。今後、新監督が純粋なウイング2枚を置く伝統的な布陣を採用するのか、それとも3バックと2人のウイングバックを維持するのかは注目される」
「安藤はつい最近まで水戸ホーリーホックと2029年までの契約を結んでいたが、アントワープは50万ユーロ(約0.9億円)から100万ユーロ(約1.8億円)の間とみられる移籍金で獲得に成功した。南米市場と比べると、日本市場はまだ比較的安い」
「そのためアントワープは1年前にも野澤と綱島を獲得している。両選手とも昨季はレギュラーに定着した。特に野澤はクラブ年間最優秀選手に選ばれ、この夏には大型移籍を果たす可能性もある」
また、『Het nieuwsblad』は「日本人選手は規律面でも信頼できることが知られており、そのことは現在ドイツ2部のVfLボーフムでプレーする元アントワープ所属の三好康児がすでに証明している」と三好に言及。
「三好と安藤はプレースタイルに共通点があるものの、三好より安藤の方が純粋なウイングタイプであり、さらに得点能力にも優れていると伝えられている。かつてサポーターから愛された三好は、アントワープで92試合に出場して10ゴールを記録した」と、安藤のポテンシャルを評価している。
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