Jリーグ アビスパ福岡

ザヘディ、Jリーグ再挑戦なし…アビスパ福岡退団の裏側も明らかに「金明輝監督が…」

シャハブ・ザヘディ 写真:アフロスポーツ

 FIFAワールドカップ北中米大会・イラン代表メンバーから落選したFWシャハブ・ザヘディは、2026年夏にアビスパ福岡を退団。Jリーグ他クラブへ移籍する可能性が報じられるなか、22日までに新天地が決まった模様。福岡退団の裏側も明らかになっている。

 中東メディア『フットボール360』は22日、ザヘディの去就を特集。「ザヘディはマレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFC加入間近だ。近日中に2年契約でサインを交わす」とリポート。福岡退団からジョホール移籍に至るまでの過程について、以下のように伝えている。

 「ザヘディはここ数年間、海外でプレーするイラン人選手のひとりとして複数の国で経験を積んできた。ここ2年半にわたり、アビスパ福岡でプレーしてきた。福岡とは半年間契約を残していたものの、コンディション不良により、双方合意の上で退団した」

 「現在フリーであるザヘディには、イラン復帰やJリーグ再挑戦の噂も流れているが、自身の将来について最終決断を下した。彼はここ数日間、ジョホール・ダルル・タクジム首脳陣と前向きな交渉を行った。特別な問題が生じなければ、アイスランド、ハンガリー、ウクライナ、日本に続き、新たな舞台としてマレーシアリーグへ挑戦する見通しだ。交渉は順調に進んでおり、双方は2年契約の締結に近づいている」

 また、同メディアはジョホールについて「東アジア地域でも屈指の実績を誇るクラブであるだけでなく、高い人気を誇り、多くの記録を打ち立ててきたクラブでもある。過去11シーズンのうち10シーズンでマレーシア・スーパーリーグを制覇し、そのうち4シーズンでは国内3大会すべてを制する完全優勝も達成している。通算ではスーパーリーグ優勝12回、プレミアリーグ優勝1回、さらにFAカップ、リーグカップ、スーパーカップを含む各種大会で計23回のタイトルを獲得している」と紹介している。

 ザヘディは福岡加入初年度にJ1リーグで9ゴール・天皇杯で2ゴールをマーク。一時、絶対的ストライカーとして活躍していたものの、金明輝監督の就任により立場が一変。2025シーズンはリーグ戦でノーゴールに終わり、イラン代表招集からも遠ざかった。

 なお、中東メディア『varzesh3』は福岡退団の原因のひとつに、金明輝監督の招へいを挙げている。2025シーズン終了後にパワーハラスメント(パワハラ)行為に該当する事象が確認されたとしてクラブを去った金監督のもと、ザヘディは出場機会を減らしただけに、「(金明輝)元監督がザヘディのキャリアを暗転させた」と伝えている。