Jリーグ 清水エスパルス

清水エスパルスが今夏補強すべき3ポジション【J1リーグ2026】

北爪健吾 写真:アフロスポーツ

右サイドバックも競争は希薄

2つ目の補強ポイントとしては、右サイドバックを挙げたい。3バック時のウイングバックも含めれば、今季は8試合でDF北爪健吾が先発出場している。左サイドの吉田同様、ベテランが支えているのが現状だ。開幕戦では右サイドで日髙がスタメンを飾ったが、第4節以降はベンチスタートやベンチ外となる試合も増えている。

また、第6節までは今季加入した新戦力の1人であるDFパク・スンウクが右サイドを務めたゲームもあったが、第8節以降はセンターバックで固定されており、今後も中央を任されることがメインになりそうだ。

そういった点を考えると、現状で右サイドを本職として計算できるのが北爪と日髙の2人に限られている点には不安が残る。特に日髙は左サイドでも起用されており、シーズンを通してフル稼働する可能性も十分あるため、怪我のリスクも避けられない。

左サイド同様、センターバックにサイドも可能な選手が複数いるものの、シーズンを通してチームとしてのパフォーマンスを維持していくためには、さらなる補強が必要と言えるだろう。


清水エスパルス 写真:アフロスポーツ

韓国籍ストライカーの去就次第?

3つ目の補強ポイントとして挙げられるのがセンターフォワードだ。今季は、町田ゼルビアから期限付き移籍中のFWオ・セフン がほとんどの試合で最前線を務めており、規格外とも言える空中戦の強さと高い得点力を武器に攻撃陣を牽引している。

しかし、オはあくまで期限付き移籍中の選手であり、今夏に期限満了を迎えれば所属元へ復帰する可能性もある。さらに、27歳という年齢や現在の活躍ぶりを踏まえれば、海外挑戦も十分に考えられるだろう。

オに代わって最前線を担える選手としては、昨季までこのポジションを担ったFW髙橋利樹やFW北川航也、あるいはブルガリア代表経験のあるFWアフメド・アフメドフらが挙げられる。それでも、オが見せる圧倒的な空中戦の強さや高いキープ力が今の清水にとって攻撃の核であることを踏まえれば、どの選手にも物足りなさが残る。

いずれにしても、このポジションはオの去就によって補強の優先順位が大きく左右されることは間違いない。FIFAワールドカップ北中米大会への出場を狙う韓国籍ストライカーの動向から目が離せない。

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名前:大島俊亮
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