
いよいよ6月11日に開幕を迎える2026FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会。約1か月前の5月15日に予定されている日本代表メンバー発表を前に、国内外で活躍する選手たちは最後のアピールを続けている。
日本が初出場を果たした1998年のフランス大会以降、2010年の南アフリカ大会までは国内組が代表チームの中心を担っていた。しかし2014年以降は海外組が急増し、現在では国内組からの選出はごくわずかとなっている。
Jリーグファンにとっては、日本サッカー全体のレベル向上を喜ぶべきか、それとも国内リーグで活躍する選手が大舞台で見られない現状を惜しむべきか、複雑な状況と言えるだろう。だが、W杯においてJリーグファンが楽しめる要素はもう一つある。それが、隣国である韓国代表メンバーと本大会での戦いぶりだ。
近年の韓国代表も、欧州各国でプレーする選手を中心に構成されている。いわゆる「海外組」の中には、日本のJリーグで活躍する選手も含まれていることを忘れてはならない。ここでは、直近約1年で韓国代表に招集された選手の中から、今季Jリーグで活躍する5名を紹介する。
※2026年5月1日時点の情報に基づく。
キム・テヒョン(鹿島アントラーズ)
昨季のJ1王者である鹿島アントラーズにも、韓国代表としてW杯出場を目指す選手がいる。過去にベガルタ仙台やサガン鳥栖でプレーし、Jリーグで5シーズン目を迎えるDFキム・テヒョンだ。
昨季に鹿島へ加入したキムは、第15節以降スタメンに定着。日本代表経験も豊富なDF植田直通らとともに強固な守備陣を形成し、クラブの9年ぶりとなるJ1優勝に大きく貢献した。また、その活躍が認められ、昨年6月のEAFF E-1サッカー選手権ではA代表に初選出。直近3月に行われた欧州遠征にも選出されている。
現在25歳と、DFとしてまさに伸び盛りの選手。今季も好調な鹿島を支える守備の要が、本大会でどのような活躍を見せるのか楽しみだ。

キム・スンギュ(FC東京)
Jリーグの歴史の中では、これまで韓国籍GKが数多く活躍してきた。かつて湘南ベルマーレでプレー経験のあるGKソン・ボムグン(現・全北現代モータース)など、直近3大会でもJリーグにゆかりのあるGKがW杯の代表メンバーとなっている。
そうした流れの中で、前回大会にも名を連ねたGKキム・スンギュは、今大会も選出の可能性が高い存在だ。過去にはヴィッセル神戸や柏レイソルでも守護神として活躍しており、昨季途中にFC東京へ加わると14試合に出場。低迷していたチームの復調に大きく貢献し、ベテランらしい頼もしさを随所で披露した。
Jリーグ通算で150試合以上に出場しているキム。今季ここまで百年構想リーグEASTで2位につけるFC東京の守護神は、自身4度目となるW杯本大会出場を果たせるのか注目だ。
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